『仕事中のイライラをなとかしたい!』
と思っていあなたのために、
この記事は存在します!
ちなみこの記事はシリーズでいうところの
第2部の扱いになりますので
先回がまだの方はそちら先きに
読んで戴くことをおススメいたします(^^)
それでは読んで頂けていることを前提に
話を進めていきたと思います。
先回のおわりに予告した通り、
『根本的的解決策』
ご説明したいと思います!
それでは、さっそくみていきましょう!



何がイライラさせるのか?

先回の話を大まかにいうと。。。
  • 価値観は想像以上に多種多様である
  • 私達の状況はありふれたものである
  • 価値観はあらゆる情報からつくられる

という感じです。

そこでこられをふまえたうえで
最初に考えてほしいことがあります。
それは
『人物Aの「何が」
あなたをそこまでイライラさせるのか』
ということです。
ん?どうゆうこと(;´・ω・)?
と思ったかもしれませんが
べつに難しい話ではありませんので
ご安心を(^^)
例えばこうゆうことです。
これは私が実践した時の体験です。

私の体験談①

その当時、私にとっての人物Aは
いつもダラダラしていて
全くやる気がなく、仕事を全然しない
会社の同僚でした。
仕事をしても手を抜いているので
ミスも多い人でした。
そんな同僚を見て、
いつもイライラしていました。
『なんであの人は仕事をしないんだよ!』
とか、しまいには
『そんなので社会に
通用すると思ってんの!?』
なんてちょっと偉そうなことまで
思ってしまっていました(;´・ω・)
そこでまず、
『同僚の「何が」
そこまでイライラさせるのか』
を考えてみました。
答えはすぐに出ました。
そうです。
仕事をしっかりと真面目にやらないことが
私をイライラさせているわけです。
そこでもう一つ、自分に問いかけます。
『同僚が真面目に仕事をやらないことで
イライラするのはなぜか?』
と。。。
私は少し考えました。
出てきた答えは
「仕事はしっかりと真面目に
やるべきものだから」でした。
この答えが
重要なキーワ―ドでした!
黄色の部分をみてください。
「べきもの」
となっていますよね。
こういった
「~するべきもの」だとか
「~しなければならない」、
「~のはずだ」という言葉は
どこか強制的で
制限性を持った言葉になります。
もちろん仕事というものは
真面目にとりくんで、
ダラダラせずにシャキシャキと
やる方がいいですが、
こういった言葉は
時に自分を追い込み、イライラの種と
なってしまうことがあります。
自分自身の価値観が
自分を追いこんでしまうのです。
私のイライラは
同僚から受けたわけでなく、
自分の中の価値観から
生まれてきたことになります。
さらに、ここで、
もう一つ質問を付け加えました。
それは
『何が私に「仕事はしっかりと
真面目にやるべきもの」と
思わせるようになったのか?』です。
つまり、
「仕事はしっかりと
真面目にやるべつまりきもの」
という価値観が生まれたルーツを
探ることになります。
ここでも私はまた少し考えました。
しばらくして出てきた答えは
『テレビ番組やニュースを見たり
大人たちと接していくなかで
「自然」と刷り込まれていったもの
でした。
私をイライラさせ、
追いつめていた価値観は
何か劇的な経験から
つくられたものではなく、
あくまで自然になんとなく
構成されていったものです。
これに気づいた時、私のイライラは
スーッと消えていきました。
誰か尊敬できる人からの言葉でもなく
貴重な経験から得たわけでもない、
あくまで自然にできた程度の価値観です。
その程度の価値観が私を追い込み、
苛立ちにつなげていたのです。
自分が自分の価値観に苦しむなんて
なんだかバカらしく思えてきました。
自分で自分の首を
しめているようなものですからね。。。
と、いうわけで
今の体験談①を参考にしてあなたにも
自分に問いかけて
みてもらいたいのです。
まずは
『何がそこまでイライラさせるのか?』
からはじめみてください。
あとは同じように、そこからさらに
掘り下げていけばいいだけです。
その過程で「~すべきだ」とか
「~のはずだ」、「~でなければならない」
なんていう価値観が見つかったら
要注意です!
そこがイライラの根源に
なっている可能性があります。
さらにその価値観のルーツがわかれば
自然とイライラが軽減されていきます。
だって、あなたがたどり着いたその価値観は
あなたが苦しんででも
大事にするべきものでしょうか?
何がなんでも手放さず
イライラしてでもしがみついて
他人に押しつけてでも
貫き通さなければいけない、
絶対的なものなのでしょうか?
たぶん、
そうではない場合が多いと思います(苦笑)
もし自分にとって不要な価値観がみつかれば
思い切って捨ててしまいましょう!

不要な価値観をゴミに例えて捨てている様子

不要な価値観にあなたが
振り回される必要はありません!
私の場合、見つかった価値観は
「仕事はしっかりと真面目にやるべきもの」
でした。
私のイライラを作った価値観ではありますが
私は仕事を真面目にやる方が好きです。
ですから、私自身の行動指針としては
この価値観をとっておきたいと思います。
ただ、人に同じ価値観を要求したり、
同じ価値観を期待したりするのは
やめにしました。
同じものを人に要求して、イライラしてまで
まで貫き通す必要まではないからです。
あなたも自分と向き合えば
心のモヤモヤが晴れていきますよ(*´▽`*)
それともう一点!
「~すべきだ」という価値観が
見当たらないケースもあります。
仕事の話からは少し離れてしまいますが、
例としてとてもわかりやすく
なっていますのでご紹介させてください。

私の体験談②

いきなりですが。。。

私には妻と小さい子供がいます!!
(98%の人が「どうでもいいー(;´Д`)」
と思ったのでしょうが話を勝手にすすめます)

妻と子供は私が仕事に行っている間に
よく外出していました。
なので私が仕事から帰ると
家にいないこともありました。
私は外出すること自体には
なんの文句もありませんでした。
用事だってあるだろうし、
妻だって外に出たいだろうし、
子供だっていろんなところに行った方が
良いだろうと思っていたからです。
ただ、一つだけ
気にかかっていたことがありました。
それは
『一言の連絡もなし』
に外出してしまうことです。
『なんで一言の連絡もないんだ!
一言くらい連絡があってもいいのに!』
といつも思っていました。
ただこれを妻に伝えることは
ありませんでした。
この話で口論するより
私が黙っていた方が良好な関係を
築けると思っていたからです。
そこで、
先ほどの方法をここでも試してみました。
妻が黙って出かけることで
「何が」私をイライラさせるのだろうと。
しかし、これといった明確な理由は
見つかりませんでした。
きっと何か理由は
隠れているのでしょうが、
いずれにしても、
思いつかない程度のものですから
大した理由でないことは明白でした。
そうしたら
『大した理由もないのにイライラ
するなんてバカらしいよな』
なんて思えてきて、
考えるのをそこでやめました。
それ以降、私は妻が出かけていても
全く気にすることはなくなりました。

イライラが消えたのです。

今の話からもわかるように
「~すべき」、「~しなければならない」
という価値観が見つからなくても
イライラは解消できます。
見つからないなら、見つからないで
『その程度のこと』というだけです。
そんなものにあなたが
ストレスを感じる必要はありません。
もし、何かしらの価値観が
見つかったら見つかったで
あとはさきほどの体験談①と同じです!
価値観のルーツを探るだけで
自然と楽になれます。
だって
「自分がイライラしてでも
他人に押し付けてでも
貫き通さなければならい価値観」なんて
よほどの事がないかぎりは
ありませんからね。
もしあなたを苦しめるだけの価値観であれば
捨ててしまえばいいだけです!
私はこれまでにこういった種類の書籍を
いくつか読んできました。
どれも素晴らしい内容でした。
ただ中には
根本的な解決にいたらなかったり
意識を強くもたなければいけないもの
などもありました。
意識を強く持つって、
頑張りすぎると疲れちゃうんですよね。。。

イライラを軽減しようと思って意識を強くもったが頑張りすぎて疲れちゃった様子

イライラに対処するには
心を強固にするのではなく
柔らかくすることの方が大切です。
我慢したり、耐えたりするのではなく
受ける衝撃を吸収する方が
ずっとうまくいきます。
こちらに無理もかかりませんし、
これといった努力も必要ありません。
ちょっと自分と向き合うだけでいいのです。
この記事ではそれらの理由から
この対処方法をご紹介させて
いただきました。
表面的な解決方法と違って、
うまくいけば根元から変ることができます。
イライラそのものが発生しなくなるのです。
特に上司、同僚に対して
イライラしている時は効果抜群です!
『○○はやる気がなくてイライラする』
『○○の態度がイライラする』!
なんて思いがある時は
ぜひ試してみてください!


まとめ

今回の話をまとめるとこうなります。

  • 自分と向き合うと、
    イライラの原因となっている価値観
    が見つけられる。
    (「~すべき」、「~であるはずだ」
    という価値観が見つかったら要注意)
  • もし不要な価値観が見つかったら
    思い切って
    捨ててしまった方がいい。
  • もし価値観が見つけられなくても
    イライラは解消できる
  • 心を強くする必要はない、
    大事なのは心を柔らかくすること

おわりに

有名なオーストラリアの精神科医であり
ユダヤ人でもあった
ヴィクトール・フランクル
もこう言っています。
『刺激(起きたこと)と反応の間には
選択の自由がある』
つまり、私たちは自分の価値観によって
知らず知らずのうちに
自分でイライラすることを
選んでしまっていたことになります。
それに私たちが見てきたもの、
聞いてきたもの、体験してきたものは
この世界のほんの一部でしかありません。
世間から見た時に
私たちが「当然」と思っていたものは
思っていたほど「当然」なことではなく、
私たちが「当たり前」だと思っていたことは
思っていたほど「当たり前」
ではないのかもしれないのです。
(あくまで善悪を抜きにした話ですが)
何事も『絶対』ということは
なかなかありません。
なのに「これは絶対こうあるべきだ!」とか
「これは○○でなければいけない!」
と決めてしまうのは、視野が狭く
少々傲慢な話なのかもしれませんね。
私たちは偏見というものとは無縁だと
思っていますが、もしかしたら
誰かの心に潜んでいるのかもしれません。
それを忘れず
謙虚な姿勢を心がけることが大切ことだなと
私は今回学ばせていただきました。
それではこのへんで
終わりにしたいと思います。
あなたのイライラが少しでも軽減して
気持ちの良い仕事ができること
を祈っています。
最後までありがとうございました(^^)/