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「なんでそんなに嫌われ勇気って
 流行っているの?」
「アドラー心理学って、
 何がそんなにすごいの?」
そんな疑問に応えるべく、
用意されたのがこの記事です!

嫌われる勇気の特徴をお話するために使用した本の画像

嫌われる勇気を穴が開くほど、
読みまくったこの私が、
その内容をわかりやすく
お伝えします( ̄― ̄)ニヤリ
(ちなみに、私は普段からあらゆる書籍を読み込み、
心理学を研究している、心理学研究家でもあります)
あ、それと、
タイトルにもありますように
この記事は「後編」になります。
もし、前編がまだの方が
いらっしゃいましたら、
まずは前編から読んでみることを
おススメします。
嫌われる勇気の内容・前編!アドラー心理学の特徴が5分でわかる!
それでは、前編を読んでもらったことを
前提に本題へ移りたいと思います。
前編に引き続き、
後編もかなり衝撃的
内容となっていますよ(^^)
ご期待ください☆



嫌われる勇気の衝撃的特徴

前編でもお話しましたが、
嫌われる勇気の内容の中でも
特に特徴的なのが、
以下の4点になります。
  • 目的論で考える
  • 課題の分離
  • 承認欲求の否定
  • 人をほめてはいけない
前編では、「目的論で考える」と
「課題の分離」について語りましたので、
この後編では、
『承認欲求の否定』
『人をほめてはいけない』について
お話したいと思います。
それでは、
まず「承認欲求の否定」から
ご説明しますね。


承認欲求の否定

承認欲求とは
「人から認められたい」
「尊敬されたい」
という欲求のことをいいます。
これは社会に生きる人間ならば、
誰もが持っている
当たり前の欲求です。
しかし。。。
嫌われる勇気の中では
なんと、その誰でも持つ
普遍的欲求を否定しています(;゚Д゚)
理由はこうです。
『私たちは他者のためでなく
 自分のために生きているから』
人からの承認ばかりを
求めて生きていると、
他者の人生を生きることになってしまい、
自分の人生ではなくなってしまう。

だから、
他者の期待を満たす必要はない。

という考え方が、
本書では記されています。
ようは、
他者の期待や視線、評価ばかりを
気にしていると、
自分を曲げて生きることになるから
幸せになれない、というわけです。
。。。
似たような話をどこかで、
聞いた覚えはありませんか?
そう、前編の「課題の分離」でも
同じようなお話をしましたね!
嫌われる勇気を持ち、
他者と自分の課題を分け、
承認欲求を捨てて
生きることが大切だというわけです。
それと同時に、
こんなことも記してありました。

他者もまた、

あなたの人生のために

生きているのではない

(出典:嫌われる勇気 出版:ダイヤモンド社 
著:岸見一郎 古賀史健)

だから、
他者があなたの思い通りに
ならなかったとしても、
相手を怒ってはいけないというわけです。
まぁそりゃそうですよね。
「私は私の正義を貫くけど、
 あなたは私に合わせなさい」
では、さすがに
身勝手すぎますからね(^_^.)
ようは
お互い様というわけです。
前編でもお話しましたが
互いに干渉しすぎず、
よい距離を保つことが重要なんですね。
では、最後に
「人をほめていはいけない」
について、お話したいと思います。

人をほめてはいけない

本書では、人を叱ることも、
人をほめることも否定しています。
まぁ叱ることはともかく、
なぜ、ほめてはいけないのか
疑問の残るところだと思います。
理由はこうです。
人をほめるということは、
その人を心のどこかで
自分より下だとみているから
つまり、
「凄いね」、「偉いね」などという言葉は、
『人を下に見ていて、
 他者を操作しようとしているから
 出てくる言葉だ』
というのが本書の考えです。
そして、ほめるかわりに
「ありがとう」などの
感謝の言葉を伝える。
もしくは、
「嬉しい」「助かったよ」など、
喜びの気持ちや素直にお礼
お伝えることを推奨しています。
これらの言葉には、
上も下もありませんからね(^^)
今のお話から察した人も
いるかもしれませんが、
本書ではあらゆる人間関係において
「縦の関係」を否定し、
『横の関係』を持つことを主張しています。
誰とでも『対等』であれというのです。
これはたとえ、親と子であっても、
社長と新人社員であってもです!
「どうやって社長と
 対等であれっていうねん!?」
なんて、ツッコミが来るがと思いますが、
これはあくまで、
意識のうえで対等であれということです。
当然、年長者を
敬う気持ちは大切ですからね(;^ω^)
誰とでも友達のように接しろ、
というわけではありません。
ただ、「対等」である以上、
上司だろうが、社長であろうが、
伝えるべき意見を伝えないのは、
無責任な行為であると
本書では否定しています。
相手が誰であろうと
主張すべきことは、はっきりと主張すべき
というわけです。
あくまで
『人間は一人一人違うが対等である』
という思想なんですね。
それでは、ここまでを
まとめてみたいと思います。

後編のまとめ

  • 承認欲求を捨てないと
    他者の人生を生きることになる
  • 他者は他者の人生を生きているため
    自分の思い通りにならなくても、
    怒ってはいけない
  • 「ほめる」という行為は
    人を見下す要素が含まれているため
    してはいけない
  • ほめるかわりに、
    感謝の言葉や お礼の言葉、
    喜びの気持ちなどを伝える
  • 横の関係を意識して、
    誰とでも対等であるようにする
以上になります。
まぁ前編でも同じことを
言いましたが。。。
各々、様々な意見をお持ちだと思います(笑)
次回は、心理学研究家の私が
本書の内容について、
「平等な目線」をもって、
感想・意見を述べさせて頂きます。
それでは、後編はこれで
終わりにしたいと思います。
また次回、お会いしましょう(^^)/
嫌われる勇気の感想記事は
こちらからどうぞ
嫌われる勇気の感想・第1部!アドラー心理学を平等な目線で評価!



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