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この記事は
「嫌われる勇気」について、
心理学研究家の私が
感想を記したものです。
(心理学研究家というだけあって
日々、あらゆる書籍に目を通し、
心理学を研究しています)
これを読めば、
あなたはきっと、新しい視点を
手にすることができるでしょう( ̄― ̄)ニヤリ
嫌われる勇気の感想文の記事で使用した本の画像
ちなみに、この記事は
シリーズ第2部になります。
前回の第1部では「目的論」という
アドラー心理学の根源的な部分
ついて語っています。
かなり重要な内容となっていますので
第1部がまだの方は、
まずはそちらから読んでみることを
おススメします。
嫌われる勇気の感想・第1部!アドラー心理学を平等な目線で評価!
それでは、
第1部を読んでもらったことを
前提に本題へ移りたいと思います。
第1部の「目的論」に続いて
この第2部では、
「課題の分離」について、
詳しく語らせて頂きます(^^)
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課題の分離の素晴らしさ

アドラー心理学の中でも
「課題の分離」
かなり重要な思想です。
嫌われる勇気の中でも
話のメインとなっている
部分といえるでしょうね。
「課題の分離」とは、
自分の意見が正しかった場合、
それを伝えたことによって
相手から嫌われたとしても、
それは相手の課題だから
気にしてはいけない。
なんて考え方を
することを指します。
ようは
嫌われる勇気をもって』
 嫌われることを受け入れよう』
というわけです。
これは、たしかに
重要なことだと思います。
全人類から好かれようとしたら、
それはただの「八方美人」に
なってしまう可能性がありますからね。
それに
誰かに意見を伝えた場合、
こちらがどんなに
「礼節」を尽くしたとしても、
理不尽に嫌われてしまうことだって
あるはずです(~_~;)
(たとえ「友人」「恋人」「家族」
 などの親しい間柄であっても。。。)
どこかで線を引き、
割り切って考えなければ
いつまでも負の感情を引きずる
ことになります。
相手の課題と自分の課題を
見極めることは、
人生をより良くするうえで
とても大切なことだと
いえますね(^^)
ただ、第1部でお話した通り、
アドラー心理学は劇薬です。
劇薬ということは、
取り扱いがすごーーく
難しいことになります。
劇薬故に、扱い方を間違えれば
火傷をしてしまう
ことだってあるのです(>_<)
「課題の分離」は、まさに
そんな危険性を秘めています。。。
いったいどういうことなのか?
次章で詳しくお話したいと思います。
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課題の分離をむやみに使うと火傷する!?

前章でもお話しましたが、
誰かに意見を伝えると、
どんなに礼節を尽くしたとしても
相手から嫌われて
しまうことはあります。
その場合、たしかに
「相手の課題」だと割り切らなければ
無駄に負の感情を
背負うことになってしまいます。
そう考えた時に
やはり「嫌われる勇気」
必要なものだといえるでしょう。
しかし、ここで問題となってくるのは
はたして本当に、
「礼節」を尽くせたのか?
ということです。
私の言う「礼節」とは、
大きく分けて以下の3つを指します。
  1. 最低限のコミュニケーション能力
  2. 感情のコントロール
  3. 相手の立場を考え、理解する姿勢
少し厳しいようですが、
これらのどれか1つでも欠けていたら、
それは
「礼節を尽くした」とはいえません。
(ちなみに1⇒2⇒3の順で難易度が上がっています)
順にみてみましょう。
1はまぁそのままですよね(笑)
最低限のコミュニケーション能力が
なければ、正確に意見を伝えることは
できません(^_^.)
仮にコミュニケーションがとれても、
敬語が全く使えないようでは問題です。
当然、失礼にあたいしますからね。
とはいえ、このあたりは
多くの人ができている部分ですので
あまり心配はないかと思います(^^)
次に2についてですが、
これは少し苦手な人も
いるかもしれませんね。
人に反論されると
すぐカッとなってしまうような人が
あなたの周りにも、1人くらいは
いるのではないでしょうか?
当たり前ですが、
感情をむき出しにして
怒りをまき散らしてばかりいては
誰も話など聞いてくれません。
たとえ、どんなに正しい意見を
言っていたとしても、
いつもそんな調子では、
周りから煙たがれて当然です(^_^;)
人と意見を交わす時に、
感情のコントロールは必須
いえるでしょうね。
続いて3ですが、
これが一番難しいですね(>_<)
でも、すごーーく重要なことです!!
『相手の立場を考える』なんて
よく聞く言葉ではありますが、
これを完璧にできている人が
世の中にどれくらいいるでしょうか?
頭では大切なことだと
わかっていても、「実践」となると、
ほとんどの人ができていないと思います。
私自身、100%実践できているか
と聞かれたら、正直なところ
自信はありません。
しかし、これができないと
こちらの思い込みや勘違いで、
勝手に善悪を決めつけてしまう
おそれが出てきます。
その結果、
事情や立場を理解すれば
納得できるようなことでも、
無駄にイライラしたり
必要以上に他者を非難することに
繋がってしまいます(-_-;)
そもそも、
「勘違い」をしているということは
こちらの意見が間違っていること
だって大いにありえるわけです(◎_◎;)
かの有名な著書、
【完訳 7つの習慣 人格主義の回復】
著:スティーブン・R・コヴィー 出版:キングベアー出版
訳:フランクリン・コヴィー・ジャパン

でも次のような内容が
語られています。
相手以上に相手の立場を
説明できるくらいのつもりで、
理解しようとする必要がある
実際のところ
相手以上に理解するのは
難しいかもしれませんが、
やはり、それくらいの
「姿勢」は必要です。
でも、その「姿勢」を実践できている人は、
なかなかいません。
ついつい、自分の立場や
持っている情報だけで
判断してしまいがちです。
そして。。。
イライラしてしまうんですよね
「相手の立場を理解する姿勢」を
実践するのは、すごく難しいですが、
実践できれば、それこそ
世界が変わるでしょう☆
つまり、まとめるとですね・・・
上の1~3(礼節)ができていないのに
『私の意見は正しい、
 でもあの人が私のことを
 嫌いになるなら仕方ない。
 私は「嫌われる勇気」をもって
 これを受け入れよう

なんて考えるのは
身勝手な意見であって、
無駄に人間関係を狭めることに繋がる。

ということになります。
だって、自分の未熟さ故に、
自分も、相手も
傷つけることになるんですからね(>_<)
良いことなんて1つもありません。

礼節を尽くせていないのに、

なんでも「相手の課題」と考えるのは
孤立への可能性を高めるだけです。
嫌われる勇気を持つ前に
まずは、1~3(特に3)を実践するという、
「自分の課題」に目を向けるべきですね。
ちなみに、本書(嫌われる勇気)では、
たとえ友人が減り、
対人関係で孤立することになっても、
『共同体感覚』を持つことによって
幸せになれるといっています。
「共同体感覚」を超簡単に説明すると
「家族、会社はもちろんのこと、
 地域や国、はたまた地球や宇宙全体までも
 仲間だという感覚
をいいます。
たしかに
地球は仲間だと思います。
「母なる地球」と言うくらいですしね☆
ただ、その感覚を持ち続け、
対人関係における孤独を
補えるかというと、
かなり疑問です(汗)
第1部でお伝えしましたが、
アドラー心理学を本当に理解するには、
「生きてきた時間の半分の時間」
が必要だとされています。
仮に20歳の人なら、
人生を変えるまでに、
10年かかることになります。
もし20歳の人が、
今からアドラー心理学を真剣に考え
実践した場合、10年後には
「共同体感覚」を会得して
孤独とは無縁に
なっているのかもしれません。
しかし、逆に言うと
10年間は共同体感覚が
ないことになります。
現実として孤立と孤独が
おとずれた時に、はたして彼は
その10年間を耐えきることが
できるでしょうか?
心を折られずに
アドラー心理学をやり通すことが
できるでしょうか?
まぁ、少なくとも私なら無理ですね(爆)
もちろん、
課題の分離を実践したからといって
絶対に孤立する
というわけではありません。
本当の友人だけが残ることだって
多いにあり得るでしょう。
しかし、礼節がないかぎり、
孤独への可能性を秘めていることを
忘れてはいけないのです。
こう考えたとき、
やはりアドラー心理学は「劇薬」
といえるはずです。
私のように知識が乏しく、
精神も未熟な人間が
「嫌われる勇気」をもったところで
火傷をするだけですからね。
何度もいいますが、
嫌われる勇気を持つ前に
「自分の課題」を
クリアする必要があります。
私はまだ自分の課題を
クリアできていません。
日々意識して、実践し、
少しずつ成長して
いきたいと思います。
それでは、いったんまとめです。

第2部まとめ

  • 人生をより良くしようとしたら
    嫌われる勇気を持って
    課題の分離を考えることは必要
  • しかし、まずは
    「相手の立場を考え、理解する」
    ことを実践することの方が先決
    (嫌われる勇気を持つ前に、自分の課題を考える)
  • むやみに課題の分離を実践すると
    孤立の可能生を高めることがある
  • アドラー心理学はやっぱり劇薬
以上になります。
こう振り返ると・・・
アドラー心理学は本当に
実践するのが難しいですね!
難易度が高すぎます(汗)
やはり、
まずは自分のやるできこと、
考えるべきことを
順番に実践していく必要が
あるのでしょうね。
それでは、第2部はここまでに
したいと思います。
次回、第3部では、
「嫌われる勇気」の感想のみならず、
衝撃の事実もお伝えする予定でいます。
おそらく、だいぶ驚かれますよ(^_^;)
それでは、こうご期待ということで!
また、次回お会いしましょう(^_^)/
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