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決断力のない上司
イライラが止まらない!
いつも肝心なところで
煮え切らないので、
こちらが歯がゆくて仕方ない!!
こんなダメな上司に対応する方法が
あるもんなら、ぜひ教えてほしい(;´Д`)
なんてお考えのあなた。
この記事がそんなあなたのご希望に
お応えいたします(-ω☆)キラリ
実は私、あらゆる書籍に目を通し、
日々、心理学を研究している
心理学研究家であります。
この記事では、これまで培った
知識と私の経験を合わせて
「ダメな上司の対応方法」
をお伝えしてきたいと思います。
(この記事は、タイトルにもありますように、
シリーズ全2部構成のうちの第1部になります)
ダメな上司にうまく対応して、
ここらでストレスフリーに
なっちゃいましょう!
心地よい仕事環境はもう目の前です。
( ̄ー ̄)ニヤリ
それでは、さっそく
本題へ移りたいと思います。



ちょっとした工夫で余裕ができる

対応方法なんていうと
なんか小難しく聞こえてきますが、
やることは簡単です。
あなたの仕事の順番を
ちょっと変えちゃいましょう!
上司の承認や判断が
最終的に必要な仕事を
最優先で終わらせるのです。
仕事に着手可能な日から、
すぐに始めて、できるだけ最短で
仕上げるように計画しましょう。
(このようなスケジュールの立て方を
タイムマネジメントの世界では
フォワードスケジューリングといいます)
フォワードスケジューリングすることで、
納期や期限までに
余裕を持つことができます。
余裕があれば上司が
意思決定に時間がかかっても
仕事に影響はでません。
たとえ上司が
「今日一日時間をくれ」
なんて言ったとしても、
痛くも痒くもないわけです(^^♪
それに、
この仕事を優先してきたということは、
他の仕事が後回しになっているはずです。
上司が考えている間は
その後回しになっていた仕事に
時間をあてればいいのです。
時間の使い方に
無駄はありません(-_☆)キラーン
ようはですね、
上司の決断が遅いのであれば、
決断できる時間を
用意してあげれば良いだけなのです☆
必要な情報と時間を上司に与えて、
あとは別の仕事でもしながら、
決断がでるまで
ゆっくり待っていましょう。
これでこちらが無駄に待つことも、
焦ることもなくなります(^^)
ただ、この話をすると
こんなことを言う人がります。
『なんで、あんなダメ上司のために
 こっちがスケジュールを
 調節しなきゃいけないんだ!
 あっちが即決できないのが
 悪いんだろ(-_-メ)』
うーん、お気持ちは
よーくわかりますよ。
だって以前の私も
そう思っていましたからね(;^ω^)
でも、こればっかりは
こちらが動くしかないのです。
正確には、こちらが動いた方が
ストレスが少なくてすみます(汗)
その理由を、
次章でお話したいと思います。


正反対の当たり前

前回、書いた記事で、
私はこんな話を
させてもらいました。
人間は、情報を得る時に、
耳を優先的に使う人と
目を優先的に使う人の
2タイプに分けることができる。
つまり、
人間には種類があるのです。
これは、
「意識決定のスタイル」も同様です。
意思決定のスタイルには
個人差があるのです。
おそらく、
これを読んでいるあなたは、
即決できるタイプの人だと思います。
実は、私も即決タイプです。
自分の中である程度の
納得できる情報があれば、
即決するのが普通だと思っています。
しかし、
あなたの上司はどうでしょか?
たぶん、あらゆる情報をもって
かなり吟味して、やっと
決断するタイプでは
ないでしょうか。
決断するための情報量といい、
思考時間といい、
私たちの何倍も必要な人です。
しかし、
上司にとってはそれが
普通のことなのです。
。。。。
お気づきでしょうか?
どちらも「普通」だと
思っているのです。。。(-_-;)
そして、この場合、
「普通=当たり前」
置き換えることができると思います。
つまり、互いの「当たり前」
全く違うのです!
正反対なのです(◎_◎;)
こちらが「当たり前」と思っていることを、
相手が「当たり前」のように
してくれなければ、
そりゃ、イライラもしてしまいます(汗)
しかし、上司自身が
「自分が普通で当たり前」と
思っている以上、
相手に変化を求めるのは、
まさに無謀というものです(;´Д`)
もし、本気で上司の価値観を
変えようとしたら、
そちら方が、圧倒的な
労力と時間が必要です。
そんなのはストレス以外の
何物でもありませんからね。
で、あれば。。。
こちらのスケージュールを
変えちゃった方がずっと簡単で、
ストレスも少なくてすむわけです(^^)

ダメな上司の対応方法を説明するたまに使用した画像

それに、中には「あえて」
時間をかけて決めている上司もいます。
どういうことかといいますと、
以前は即決型だったけど
経験を積んでから慎重派になった人です。
ゆっくり時間をかけ吟味することが
当たり前、というか
「必要」だと思っている上司ですね。
以前、こういったタイプの上司と
仕事をしたことがあります。
最後に、その時のお話を
少ししたいと思います。

上司って意外とダメじゃない?

私、実は、
アルバイトなども含めますと
かなりの職種を経験してきました。
接客業、営業、福祉関係。。。etc
中には電話線工事なんてものあります。
こう見ると、本当に統一性が
ありませんね。。。(;^_^A
しかし、そのおかげで
いろんなタイプの上司
見ることができました。
これは私が営業をしていた頃のお話です。
当時の、私の上司は
温厚な性格の
話しやすい感じの人でした。
「仕事のできる人」という
わけではありませんが、
できないわけでもないありませんw
普通の人って感じです。
ただ、一点だけどうしても
気になることがあったのです。。。
そうです。
決断するのにどうしても
時間のかかる人だったのです。
即決型の私からしたら、
異常なほどの長さです。
日が経つにつれて、どうしてもその点が
目つくようになっていきました。
私は日に日に
イライラしていったのです。
そんなある日、ついに
我慢しきれなくなって、
「なんで、いつもすぐに
 決められないんですか!?」
なんて感じで、思わず上司に
詰め寄ってしまったのです。
(まだ、当時は若かったですからねw)
すると上司は、
こう言い返してきました。

『決められないんじゃくて、
 決めないんだよ!
 必要なことなんだって!

 長谷川君(私)の気持ちはわかるけど、
 すぐに決めて、間違った時の方が
 よっぽど恥ずかしいよ!

 昔、それで後悔したことがあるから、
 それ以来、俺は、
 こういった仕事には、
 時間をかけるようにしている
温厚な人がけっこう強めな
感じで言ってきたので、
正直、私は驚いてしまいました。
完全に不意を突かれた私は
「そうなんですね。わかりました。
 すみませんでした」
と、言うしかなく。。。。
そのまま、
あえなく撤退となりました(-_-;)
(情けないですね~)
ただ、上司の考えは理解できたので
自分としては
納得することができました。

情けない思いはしましたが、
結果的に苛立ちを
なくすことができましたのです☆

今のお話からもわかるように
時間をかけて吟味することが
「必要」だと思っている人もいます。
『決められないのではなく、決めない
というわけです。
即決タイプの私たちは、
意思決定に時間が必要な人をみると
『ダメな上司』
決めつけてしまいがちですが、
前章でもお話した通り、
あくまで「スタイルの違い」です。
「能力」とは切り離して
考えた方が良いでしょうね。
ちなみに今回、ご紹介した方法は
藤野祐美先生も
ご自身の書籍で推奨しているものです。
【参考書籍】
上司取扱説明書
~MBA流ボスマネの極意~
(出版:同友館   著:藤野祐美)
ぜひ、お試しください☆
ただ、今回の方法は、あくまで
スケージューリングが必要なわけですから、
「予定が組める状況」でなければ
効力を発揮することはできません。
つまり、急なクレーム処理や
緊急時には使えない方法に
なってしまいます。
まぁたいていの場合、
緊急時くらい即決してくれるものですが、
もし、万が一そんな時でも
決断の遅い上司がいたら。。。
それはさすがに
困ってしまいますよね(*_*;
でも、大丈夫です!
そんな時の対応方法を
次回、第2部でお話する予定です。
ご期待ください( ̄ー ̄)ニヤリッ
それでは、第1部はここまでして、
いったんまとめに移りたいと思います。

まとめ

  • 上司の決断が遅いのなら
    フォワードスケジューリングをして
    余裕をもって仕事を終わらせる
  • 上司に必要な時間と情報を与え、
    意思決定できる環境を用意する
  • ダメな上司と思いがちだが、
    実は「スタイルの違い」だったりする
以上になります。
これで、
上司の煮え切らない態度にも
イライラせずに
すむようになりますね☆
ストレスも大幅減です(^^♪
ただ、先ほどもお話した通り、
緊急時はそんな悠長なことは
言っていられなくなります(汗)
第2部でお話するのは、
そんなときの解決策になるわけですが、
実は、緊急時に以外でも使える
すごく汎用性の高い方法です。
私自身も、普段から積極的に
使っている方法です。
今回の内容で、
すべての問題が解決した方でも
興味があれば、
ぜひ読んでみてください☆
それでは、
また次回お会いしましょう(^^)/



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